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2006年 08月 02日

砂張(さはり)の釣花入

朝日新聞(8/1)の夕刊の文化欄のコラム「こころの風景」に、塚村真美さんが書いていました。

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茶道具を拝見

 中でも、砂張の釣花入が飾られた時には、めくるめく思いがした。話は、交易船が出入りする堺の町におよんだ。ご当主がインドネシアあたりの島の祭器にこの釣花入と同様のものが見られると言えば、先生は茶事の合図で使う銅鑼(どら)の音は堺の町に響いた南蛮船の出帆する鑼(どら)の音からなのでは、と言う。

 私の頭の中では、神戸の博物館で見た南蛮屏風がざわざわと動き出していた。そして自由な港の空気の匂いまでもが、その舟のような形をした花入からたちのぼってくるようだった。 (塚村真美 編集者・僧侶)
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砂張
砂張(さはり)は、胡銅器、佐波理とも書く。銅に錫や鉛を合わせた合金で、別名を響銅という。その起源は古く、奈良時代には既に日本の文献にもその存在が記載され、正倉院宝物としても伝えられている。源流は中国、朝鮮、東南アジア、中近東にあり、特に朝鮮のものを朝鮮砂張と呼んでいる。軽く叩いて整形する打出しものと、轆轤で引いて作られたものとがある。性質上、落下させると割れるという欠点があり、取扱いには注意が必要となる。
http://www.hoko.gr.jp/j26.htm

砂張
砂張は、銅と錫の合金のことを指し、金属鋳物の中でも最も高度な技術が必要であるとされています。音色が絶妙であるといわれ様々な用途に使われています。
砂張を使った商品のひとつ、 銅鑼は金沢では茶道の普及とともに発展してきました。茶会の際の入席の合図として、澄んだ響きが愛されています
http://www.hokuriku.ne.jp/hirosaka/gyousyu/dora.htm

by gado-gado | 2006-08-02 14:34


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