出版記念会(3/16)で著者からいただきました。
南の國の恋の唄
マレー・パントゥンの世界
小笠原 至 (著)
単行本(ソフトカバー)
¥ 1,512
出版社: 文芸社
ISBN-10: 4286204545
ISBN-13: 978-4286204543
発売日: 2019/4/1
内容紹介
パントゥンまたはマレー・パントゥンとは、現在のマレーシアからマラッカ海峡を挟んだ
隣国インドネシアの西部にまたがる、マレーの地に古くから伝わる四行詩のこと。そこには、
恋のつらさ、貧しさへの嘆きなど、いつの世も変わらない人々の気持ちがこめられている。
南の国の韻文に思いを寄せる著者が解説する、マレー四行詩への理解が深まる一冊。
目次
第1章 マレー・パントゥン
第2章 マレー・パントゥンのサンピランとイシの関係
第3章 マレー・パントゥンの様々な恋の唄
第4章 マレー・パントゥンの連作と個別作
第5章 マレー・パントゥンと和歌
第6章 私の好きなマレー・パントゥン
刊行に寄せて
南の國の恋の唄 あとがき
マレー・パントゥンの単語集
背表紙のパントゥン
Dari mana punai melayang?
Dari sawah turun ka-padi.
Dari mana datang sayang?
Dari mata turun ka-hati.
鳩はどこから飛んで来る
田んぼから稲へ降りて来る
恋はどこからやって来る
目から心へ降りて来る
南の國の恋の唄追記(3/19)
関連記事
2020年 03月 14日
新刊:Puisi Cinta dari Negeri Selatan (小笠原至著 「南の國の恋の唄 マレー・パントゥンの世界」インドネシア語版 https://gadogado.exblog.jp/240182432/