2015年 08月 10日

新刊:写真集「インドネシア残留元日本兵」(長洋弘著)

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a0054926_6423498.jpg写真集「インドネシア残留元日本兵」
なぜ異国で生涯を終えたか
長洋弘 著
社会評論社発行
A5版224ページ
2484円(税込)
2015年8月発行



 「日本とインドネシアの礎となった人たちを忘れてはいけない」。第二次大戦で日本が敗戦後、インドネシアの地に残り、独立のために戦った「元残留日本兵」の晩年の姿を追った写真集「インドネシア残留元日本兵」(社会評論社発行)が10日、日本で発売される。著者はジャカルタ日本人学校(JJS)、スラバヤ日本人学校(SJS)で教師を務めた、写真家で作家の長洋弘さん(68)。インドネシア全域に散った元残留日本兵を訪ね歩いた30年間の取材の集大成。登場する110人の写真からは、「忘れられた」日イ関係の一面が浮かび上がってくる。

 取材はジャカルタ特別州内から始め、休みにはスマトラ島などインドネシア各地に出向いた。その際、仲介の労を取ってくれたのが、故・乙戸昇(おつと・のぼる)さん(2000年死去)ら元残留日本兵の相互扶助組織「福祉友の会」の創立メンバーだった。


 福祉友の会の調査(帰らなかった日本兵―千名の声)によると、インドネシア独立戦争(1943年8月~49年12月)に参加した日本兵は903人。246人が独立戦争で死亡、288人が行方不明。生存者は324人、45人が帰国した。「独立戦争で戦ったという気持ちの一方で、逃亡兵という汚名もどこかで抱えて生きている、と感じることが多かった」と長さんは話す。



「生きた証し残したい」 元残留日本兵の写真集、発売 
長さんが撮影、110人の晩年の素顔
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/26071.html



写真集「インドネシア残留元日本兵」の詳細

祖国の敗戦で戦地インドネシアにとどまった「残留元日本兵」。写真家・長洋弘は、その晩年をカメラに収め続けた。本書は、現地名を名乗り生きた元兵士およそ110名がカメラを直視する一瞬を刻む。「生きた証がほしい。このままでは死ねない」と誰かは口にした。笑顔を向けるものの戦争の記憶をいっさい語らぬ人もいた。取材35年、ついに存命最後の元陸軍曹長・小野盛の苦渋に満ちた一瞬を撮る──。戦後70年の今年、日本国の行方に警鐘を鳴らすべく、今は亡き元日本兵たちのまなざしをまとめた。

http://www.shahyo.com/mokuroku/war_peace/war_zankyo/ISBN978-4-7845-1534-9.php


長洋弘さんの著作

1. ぱんちょろよ-ちゃん団塊の世代が生きた昭和 少年編
長洋弘 /燦葉出版社 2007/06出版 285p 19cm

2. 二つの祖国に生きる(母と子でみる ) インドネシア残留日本兵乙戸昇物語
長洋弘 /草の根出版会 2005/12出版 135p 23cm

3. 遥かなるインドネシア長洋弘写真集
長洋弘 /燦葉出版社 2002/11出版 60p 19cmX21cm

4. 海外日本人学校(母と子でみる ) 異文化理解の大切さ
長洋弘 /草の根出版会 2002/07出版 135p 23cm

5. ミエさんの戦争(母と子でみる )
長洋弘 /草の根出版会 1999/03出版 135p 23cm

6. 戦争とインドネシア残留日本兵(母と子でみる )
長洋弘 /草の根出版会 1997/08出版 135p 23cm

7. 帰らなかった日本兵
長洋弘 /朝日新聞社 1994/08出版 265p 20cm


2007年 06月 24日
新刊:「ぱんちょろよーちゃん 少年編―団塊の世代が生きた昭和 」
http://gadogado.exblog.jp/5781833/


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@「世界の村で発見!こんなところに日本人」テレビ朝日
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2013年 10月 17日
インドネシアの元残留日本兵 宮原永治(ウマル・ハルトノ)さん
@じゃかるた新聞
http://gadogado.exblog.jp/18802263


2005年 09月 16日
発刊式:インドネシア独立戦争に参加した「帰らなかった日本兵」
http://gadogado.exblog.jp/2737682/
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by gado-gado | 2015-08-10 06:44 | 新刊


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