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2010年 12月 24日

インドネシアのタマンミニに孔子廟完成

今朝(12/24)のじゃかるた新聞のトップ記事に出ていました。


タマンミニに孔子廟完成
儒教は6番目の「宗教」
大統領「多様性を尊重」


インドネシア各州の文化や建造物を集めた東ジャカルタのタマン・ミニ・インドネシア・インダ(TMII)の宗教地区に儒教の建造物・孔子廟が完成し、二十三日、ユドヨノ大統領が出席して開所式が開かれた。スハルト独裁政権下で儒教を含む華人文化が禁止され、二〇〇〇年に故アブドゥルマン・ワヒド元大統領(グス・ドゥル)によって自由化されてから十年。孔子廟は、モスク、カトリック教会、プロテスタント教会、ヒンドゥー寺院、仏教寺院と並ぶ同園で六番目の宗教建造物で、国内の儒教徒のシンボルとなる。華人文化の自由化が一層進み、経済発展の担い手である華人にとって「多様性の中の統一」を国是とする国民として、心のよりどころになりそうだ

 スハルト独裁政権下では、儒教や中国語などを含む華人文化が禁止された。弾圧を逃れるために、キリスト教徒に改宗する仏教徒や儒教徒が相次いだが、秘密裏に信仰を続ける信者もいたため、完全に廃れることはなかった。
 スハルト政権崩壊後、二〇〇〇年にグス・ドゥルが華人文化を自由化。二〇〇八年に儒教がインドネシアの六番目の宗教として正式に認められ、儒教団体が「インドネシアの文化や宗教の縮図であるタマンミニにシンボルが必要だ」と建設運動を開始。国内の儒教徒から支援を受けて二〇〇九年二月に着工した。


じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/

関連サイト
Taman Mini Indonesia Indah
http://www.tamanmini.com/

by gado-gado | 2010-12-24 08:09 | インドネシア


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