今日(12/21)の朝日新聞の夕刊のシリーズ「ニッポン 人・脈・記」に、トヨタ財団設立当初の
プログラムオフィサー・岩本一恵さんが出ていました。
ニッポン 人・脈・記
NPO 前へ ⑩ 未来の人材 育て続けた
77年、岩本は東南アジアに行く。多くの人にこう言われた。「トヨタの手先か」
つるし上げ同然になっても、黙って聞いた。話がとぎれたところで問いかける。「では、どうしたらいいのかしら?」
インドネシアの弁護士が言った。「日本人にもっと東南アジアのことを知ってほしい」
こうして生まれたのが「隣人をよく知ろう」プログラムだ。東南アジアの有識者に本を推薦してもらい、トヨタ財団が翻訳費を助成する。日本語訳から、アジア相互への訳へと広がった。
岩本は振り返る。
「最初は疑っていた人も協力し、完成すればみんなで喜ぶ。人のネットワークができ、アジア人によるアジア研究の機運が高まったのがうれしかった」 (朝日新聞 夕刊)
そして昨日届いたトヨタ財団広報誌『JOINT』(ジョイント)第5号に、岩本一恵さんのインタビューが
出ていました。
【温故知新】「隣人をよく知ろう」プログラム翻訳出版促進助成 ②
「隣人」たちとの夢の共有 (喜田亮子 トヨタ財団プログラムオフィサー)
トヨタ財団広報誌『JOINT』(ジョイント)第5号 目次
http://www.toyotafound.or.jp/00topics/topics01/2010-1215-1039-1.html
トヨタ財団
http://www.toyotafound.or.jp/
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2010年 09月 23日
「隣人をよく知ろう」プログラム翻訳出版促進助成@トヨタ財団広報誌『JOINT』
http://gadogado.exblog.jp/11322527/