昨年7月13日の melma!blog gado-gado で紹介した、草思社の WEB 草思の連載:「オランダ史の語る、オランダ領東インドの日本軍占領とインドネシアの独立」が終わりました。
筆者は、オランダ在住の近藤紀子さん(翻訳家)です。
全文を次のページで読めます。
「オランダ史の語る、オランダ領東インドの日本軍占領とインドネシアの独立」
http://web.soshisha.com/
http://web.soshisha.com/archives/holland/2005_0707.php
近藤紀子さんの訳書
「西欧の植民地喪失と日本―オランダ領東インドの消滅と日本軍抑留所」
ルディ カウスブルック (著), Rudy Kousbroek (原著), 近藤 紀子 (翻訳)
ISBN 4-7942-0845-6
草思社
定価 2,310円(本体2,200円)
判型 四六判 頁数 208頁
初版刊行日 1998年09月10日
原書タイトル HET OOSTINDISCH KAMPSYNDROOM
日本に謝罪を求めるのは植民地喪失の怨みからではないのか。抑留体験をした著者が、現地人を過酷に支配したオランダ人こそ反省すべきであると批判した問題の書。
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_4794208456.html
「五十年ぶりの日本軍抑留所―バンドンへの旅」
F. スプリンガー (著), F. Springer (原著), 近藤 紀子 (翻訳)
ISBN 4-7942-0963-0
草思社
定価 2,310円(本体2,200円)
判型 四六判 頁数 224頁
初版刊行日 2000年04月27日
原書タイトル BANDOENG-BANDUNG
植民地支配者と被支配者の間にいまだに微妙に残る心理的な葛藤を、バンドンの日本軍抑留所ですごした少年時代の体験と交差させながら描いたオランダ文学の傑作。
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_4794209630.html