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2015年 03月 13日

インドネシアで ムスリム服ショー開催へ 伝統織物、初の売り込み 愛媛県のふく紗 

今朝(3/13)のじゃかるた新聞に出ていました。


日本の伝統的素材を使った繊維製品を製造・販売するふく紗(愛媛県松山市・
伊東信二社長)は、インドネシア国内15都市で展開する高級ムスリムファッション
ブランド「シャフィラ」の西ジャワ州バンドンの店舗で日本の伝統的な織物を使った
ムスリムファッションのショーを開き、同店舗で販売する。伊東社長は「日本の
伝統的な織物を使った服をムスリムに売り込む動きは初めてではないか」と話している。


ふく紗とシャフィラの仲介役となったのは4月1日に設立予定の一般社団法人
日本ムスリムファッション協会。協会メンバーで、インドネシアのムスリム
ファッションの研究をする慶応大学SFC研究所の野中葉上席所員によると、
ムスリムファッションに共通の原則は?手と顔以外が隠れている?透けない素材で
ある?体の線が隠れている―の3点。ふく紗は原則を満たした「着物スタイル」の
服を製造した。


インドネシアではここ数年でムスリムファッションのデザインや色が多様化して
おり、受け入れられる可能性があるという。課題は高い価格。同社が手掛ける
リサイクルの着物を使ってもムスリム向けの服で採算をとれるのはスカートと上着、
スカーフのセットで最低でも8万~10万円ほど。シャフィラのような価格帯が
採算に合う最高級のブランドは多くはない。主に着物で使われる絹は高価だが、
安価な化学繊維を使って「安く和柄のイメージを楽しんでもらう」展開も視野に入れる。



ムスリム服ショー開催へ 伝統織物、初の売り込み 愛媛県のふく紗 
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/23681.html


関連サイト
ふく紗
http://www.fukusa.com/


SHAFIRA
http://shafira.com/


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日本の伝統織物、インドネシアに活路 慶応大研究者ら ムスリムファッション協会
http://gadogado.exblog.jp/20982452/

by gado-gado | 2015-03-13 07:15 | インドネシア


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