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2014年 12月 14日

スマトラ大津波の記憶、後世に 京大が記録アプリ開発

朝日新聞デジタル版(12/11)に出ていました。


 10年前、インドネシア・スマトラ島を襲った大津波の被害状況や生存者の
証言を記録したスマートフォンのアプリを、京都大の山本博之准教授らが開発した。
デジタル技術を活用して大津波の記憶を後世に残すのがねらい。
24日に一般公開する。

スマトラ沖の地震と津波は2004年12月26日に発生。インドネシアや
スリランカなどで22万人以上が犠牲になった。山本さんと西芳実准教授は
津波の発生直後から現地で被害や復興について調査。被災地の画像などを撮り
ためていた。

アプリは、被災地の衛星写真上にこれらの画像が撮影地ごとに表示され、タッチ
すると拡大する。津波の高さもわかる。生存者の証言は十数人分あり、ソファなどに
乗って3日間漂流した男性や、海に流されて両親を亡くした女性が体験を語る。冒頭
部分は日本語に翻訳されている。



スマトラ大津波の記憶、後世に 京大が記録アプリ開発
http://www.asahi.com/articles/ASGD961R1GD9PLBJ002.html


関連記事

スマトラの津波被災と復興過程に関するスマホアプリを公開します


今年12月26日で発生から10年を迎えるスマトラ島沖地震・津波(インド洋津波)の
生存者の証言や被災から10年の景観の変化を記録したデジタル・アーカイブのスマホ
・アプリ3つ

 ・アチェ津波アーカイブ(首都大学東京・渡邉英徳研究室との共同研究)
 ・アチェ津波モバイル博物館
 ・アチェ津波被災地メモハン(メモリーハンティング)(国立情報学研究所・
北本朝展研究室との共同開発)
を今年12月24日(アチェ津波アーカイブは12月26日)に公開します。

アプリの入手先や詳細情報は、本センターHPのトップページ左メニューにある
「災害対応の地域研究」(http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/project/saigai.html)
のページの「データベース/アプリ」の項目をご覧ください。


スマトラの津波被災と復興過程に関するスマホアプリを公開します
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/news/?p=211


追記(12/15)
関連記事@じゃかるた新聞の有料記事(12/15)

津波被災地のアプリ開発 景観変化を記録、京大准教授ら(12/15) 有料

 2004年12月24日に起きたスマトラ沖地震・津波による景観の変化を
記録するアプリを、京都大の山本博之准教授らが開発した。被災地の変化の
記録を知るのに役立ちそうだ。  開発したアプリ「アチェ津波被災地メモハン」は
使用者が端末のカメラで、... 全文を読む

じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/

by gado-gado | 2014-12-14 23:28 | アチェ


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