「NNA BUSINESS MAIL ASIA版」のホームページに、インタビュー 「この人と60分」があり、
毎週木曜日の更新を楽しみにしています。
NNA Asia の「この人と60分」は、
アジアを活動拠点としている人にインタビューし、仕事ぶりや人柄を紹介する。
主にASEANで活躍する「この人」が毎週登場。
最新号(2/13)は、接着剤製造社アドバイザー・柴田紹朔さんです。
光洋産業と合弁事業を手掛ける地元接着剤製造レミンド・アバディ・ジャヤ、日本向け学習机や
こたつの製造販売会社ウィントラッド・ジャヤ、日本の中小企業のノウハウを現地企業に橋渡しする
コンサルタント会社ミトラ・トリ・インティで、それぞれアドバイザーを兼任する。毎朝3時に起床し、
3社の事務所を回るため、社用車の走行距離が1日150キロメートルに達するほど多忙な日々を過ごして
いる。
日系企業が相次いで進出する現在は、ちょうど40年前に反日暴動「マラリ事件」が発生する前の
状況と似ているのではないかと懸念している。経済成長に伴う進出の裏側で、相手国の文化や習慣に
対する知識や配慮が欠けていないか。あの時、日本企業が攻撃の標的になった理由など、歴史の教訓
から学ぶべきことは多いとの思いは強い。
最近の関心事は、免疫力や自然治癒力を高める効果があるとされる隈笹(クマザサ)や、繊維質が
豊富でコメに混ぜて食べるこんにゃく米など。太陽光や蛍光灯などを吸収して暗闇で徐々に光を放出
する蓄光塗料は、水分に強いものがあると聞きつけ、事業に役立てることができないかと情報収集に
忙しい。
食に通じるクマザサやこんにゃく米はもちろん、避難表示誘導や空港の滑走路などに使用される蓄光
塗料はいずれも、人の命を支えるもの。「1人でもよい命を永らえることができるような商品を取り
扱いたい」と願っている。
接着剤製造社アドバイザー・柴田紹朔さん (2014/2/13
http://nna.jp/free/interview/kono/kono_bn.html
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