今朝(11/2)のじゃかるた新聞のピックアップ記事です。
ユドヨノ政権の任期が1年を切り、来年の総選挙(4月投票)、大統領選挙(同7月)に向け、
政治の動きが活発になっている。三選が禁じられているため、来年10月で2期10年の任期が
満了となるユドヨノ大統領の後釜には誰が納まり、インドネシアはどこへ向かうのか。今年7月に
ジャカルタ入りし、インドネシア政治の研究者として、現場を飛び回り選挙戦を観察している
立命館大学国際関係学部の本名純教授に来年10月までの1年間、選挙を通じたインドネシア政治の
行方を分析してもらう。
【ポスト・ユドヨノ時代を読む】(1)大きな政治的転換点に 2014年選挙が持つ意味
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/14324.html
関連図書
「民主化のパラドックス―インドネシアにみるアジア政治の深層」
本名純著
岩波書店
体裁=四六判・上製・カバー・222頁
定価 2,835円(本体 2,700円 + 税5%)
2013年10月23日
ISBN978-4-00-024867-9 C0031
インドネシアは,国際的な支援の下で,民主化改革を実行してきた.だが市民の自由と権利と
平和を保障するはずの「民主化」が,非民主的な権力構造を強化するというパラドックスを
起こしている.アジア政治の深層に内在する非民主的勢力が民主主義そのものを蝕む政治力学を,
政治の現場での豊富な取材と調査で明らかにしてゆく.
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?head=y&isbn=ISBN4-00-024867