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2012年 05月 13日

4回連続講座『アジアの海域世界を歩く』(インドネシア)@兵庫県尼崎市

関西在住の知人からお知らせが届きました。

4回連続講座『アジアの海域世界を歩く』

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第1回 5月25日(金)
小さな島の小さな村(ハルク島ハルク村)の掟「サシ」
  ~人びとが自然の恵みと喜びを共に分かち合うための我慢~
鈴木隆史・桃山学院大講師 

伝統的な資源管理のシステム「サシ」。小さな島に暮らす人びとが、限られた資源を上手に利用しながら生き延びるために考え出した知恵=掟。その掟には資源を分かち合う工夫がてんこもり。一番大事なのは喜びの共有。みんなで我慢して、自然の恵みを分かち合うとき、それは喜びに変わります。インドネシア・ハルク村のロンパ(イワシ)解禁日の様子を紹介します。


第2回 6月9日
食を介した社会関係の築き方~インドネシアと日本~
阿良田麻里子・東京工大特任助教

インドネシアの食文化は、多彩な自然環境のもとで、宗教も慣習も異なる数百の民族集団に属する人々が築いてきた多様な食の形の集合体です。急速な経済発展のなかで人々の生活様式が大きく変わるなか、インドネシアの人々が食に対してどのような認識をもち、どのような食生活を送り、食を介してどのような社会関係を築いているのかをお話しします。


第3回 6月29日
 バリ島に“主婦”はいない?~女の仕事・家族・ジェンダー~
中谷文美・岡山大大学院教授

「神々の島」インドネシア・バリ島。機織りや子育て、お供え物作りに多忙な毎日を送る女性たち・・・。村の女性は儀礼とお金を稼ぐ仕事との板挟みに悩み、都市の女性は観光業での 仕事と子育ての両立に悩んでいます。ロマンチックなイメージとは裏腹の、ジェンダー関係の厳しさや、都市と農村の家族をめぐる変化などをお伝えします。


第4回 7月13日
「漁民が海を守るしくみ」への取り組み
  ~氷見・南郷・ボネをつなぐヒトと技術の交流~
北窓時男・開発コンサルタント


東南アジアの多くの国では近年、漁獲量が拡大し沿岸漁場が荒廃しつつあります。それにともない、生活の糧を沿岸資源に依拠する零細漁民の暮らしは、疲弊の度合いが高まっています。定置網の導入をツールとする漁村コミュニティの振興を目的に、インドネシアのボネ県で実施した草の根技術協力事業を紹介します。



会場:尼崎市武庫川町4-27-1のマイチケット1階会議室
時間:午後7時~9時、第2回のみ午後5時~7時

受講料:各回2000円

問い合わせ・申し込み:
Eメールarakawa@myticket.jp 電話06-4869-3444
Fax06-4869-5777で。担当:荒川

詳細
4回連続講座『アジアの海域世界を歩く』
http://www.myticket.jp/asia-umi-seminar2012.html

また、9月にハルク島への「ツアースタディー」もあります。

<アジア太平洋資料センター(PARC)>
インドネシア・ハルク島
~島の暮らしから生きる力を学ぼう!~
http://www.myticket.jp/PARC-haruku2012.html

by gado-gado | 2012-05-13 12:55 | インドネシア


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